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日本の首相とアメリカ大統領の違い

こんにちは。社員のMです!

トランプさんが駄々をこねて(?)、なかなか決着がつかないアメリカ大統領選挙のニュースが未だに流れておりますね!
日本の場合も、長期政権となった安倍晋三前首相の体調不良によるギブアップで9月に菅義偉首相が誕生しました!

そこで、分かっているようで、よく分からない「日本の首相とアメリカ大統領の違い」について今回ご紹介したいと思います。

■首相と大統領の違い1【地位】
 首相は国家元首ではなく行政府の長に過ぎない。アメリカ大統領は行政府の長であるのと同時に国家元首でもある。また首相は国民統合の象徴ではないが、アメリカ大統領は国民統合の象徴の役割を担っている。日本では国事行為、すなわち内閣の指名に基づく最高裁長官の任命、法令などの公布、恩赦の認証、外交使節の接受などは天皇に帰属するが、アメリカでは大統領に帰属する。

■首相と大統領の違い2【解散権の有無】
 日本の内閣は実質的に衆議院の解散権を持つが、アメリカ大統領は連邦議会を解散できない。そもそも連邦議会には解散という仕組みがない。また首相は国会議員を兼任するので、当然、法案提出権を持つが、アメリカ大統領は議員を兼ねることはできず、本来、法案提出権を持たない。ただ立法を勧告することができるので間接的に法案提出権を持っていると言える。
 さらに日本は議院内閣制であって、内閣と議会は連帯責任を負う。一方、アメリカ大統領と議会の関係は明確に独立している。行政府、立法府、司法府が互いに独立し、三権のいずれかが暴走しないように明確に三権分立の原則が守られている。ただ近年、行政府の肥大化が指摘されて久しい。

■首相と大統領の違い3【拒否権】
 首相と国会が対立した場合はどうなるか。国会は内閣に対して不信任決議を出して辞職を迫ることができる。それに対抗して首相は国会を解散できる。そして、総選挙で国民に信を問うことになる。
 アメリカ大統領が議会と対立する場合は、首相と国会の対立とは異なる。アメリカ大統領は議会の法案に対して拒否権を行使できる。しかし、上下両院が三分の二の票数で法案を再可決すれば法案は成立する。つまり、大統領の拒否権は絶対ではない。さらに議会は大統領を弾劾して罷免できるが、大統領は先述のように議会を解散できない。

■首相と大統領の違い4【選出方法】
 首相は国会によって選出されるが、アメリカ大統領は実質的に国民による直接選挙で選出される。本来は選挙人制度による間接選挙であるが、ほとんど形骸化しているので直接選挙だと考えられている。
 首相と大統領の選出方法の違いによって次のような違いが生じる。日本では国会での与党、つまり、多数の議席を占める党の党首が首相になるが、アメリカではそうとは限らない。例えば大統領選挙で民主党候補が大統領に選出されても、議会では共和党が多数の議席を占めるということがありうる。
 歴史上、そうした例は多くあり、大統領選挙の狭間で行われる中間選挙で議席をどれほど獲得できるかが、大統領の支持率を占う重要な指標になる。議会で反対政党が多数を握ると大統領は自らの政策に必要となる法案を通すことが難しくなるという問題がある。

■首相と大統領の違い5【閣僚】
 閣僚に対する関係も首相と大統領では違う。首相の下での閣僚は、その半分が国会議員である。そのため議会に出席するだけではなく、それぞれが法案提出権を持つ。また閣僚は首相と連帯責任を負う形式になっている。しかし、アメリカ大統領の場合、閣僚と連帯責任の関係にあるわけではなく、あくまで助言者という扱いである。最終的な判断はすべて大統領に帰属する。

※アメリカ大統領歴代研究ポータル(http://www.american-presidents.info/index.html)参照

いかがでしたか?
国際社会の中で肩を並べ、同レベルな感じがしていましたけど、地位や権限など、これだけの違いがあるんですね~
そりゃー、トランプさんも大統領の地位に縋り付きたくなりますよね!(笑)

ちなみに、アメリカ大統領として最長の2期8年を務めあげると、その後は年間20万ドルの年金がもらえるほか、交通費や医療費などの免除もあるそうですよ~
まぁ、それだけアメリカ大統領というのは激務だということなのかもしれませんけどね~

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